システムの構成素 - 概念 - 趣味で学問

システムの構成素

1.構成素

オートポイエーシス・システムにおいて、産出されて次の産出基礎付けとなるものです。「産出基礎付け」というのは、触媒として機能するということだと思ってください。生体触媒である酵素を例にとると、酵素は自身は変わらずに活性化エネルギーを減少させて、化学反応が起こりやすくするものです。化学反応の経路自身はすでにあるのだけど、その条件では実質的に酵素があることでその後の反応経路が回っていきます。もう一度言うと、構成素とは「産出プロセスによって産出されて、次の産出プロセスの産出基礎付け(触媒作用)となるもの」です。オートポイエーシス・システムの本体は産出プロセスの方なので、産出された構成素はシステム本体とは区別されます。

2.産出プロセス(*工事中)

構成素を産出するはたらきのことです。この総体がシステムの本体に当たります。産出プロセスとはそもそも何と問われたなら、「その条件ではその産出が起こるということそのもの」としか言えないです。細胞システムで言えば、「物理法則に従ってその化学反応がおこること」です。

3.構造

構成素の集まりがまとまりとなったものです。構成素がシステム本体ではないのと同様に、構成素のまとまりである構造もシステム本体ではありません。細胞システムを例にとると、「細胞」という構造体が「構造」です。目に見えるものは構造である細胞の方なので、人間には細胞がシステムとして映りますが、システム本体は細胞という構造を作り上げるはたらきの連鎖です。

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むつきさっち

物理と数学が苦手な工学博士。 機械翻訳で博士を取ったので一応人工知能研究者。研究過程で蒐集した知識をまとめていきます。紹介するのはたぶんほとんど文系分野。 でも物理と数学も入門を書く予定。いつの日か。

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