ブルート・ファクツ(ありのままの運動)

動物は環境から意味を読み取りながら次の行為を決定しています。彼らの読み取る意味は、彼ら自身の動きにより作り出され、そして身体全体が一体となった知覚システムで受容されます。自身の利用する情報を自身の動きで作り出すといっても […]

Read more ブルート・ファクツ(ありのままの運動)

アフォーダンス概念からの展開

「環境が動物に提供するもの」を意味するアフォーダンスは、行為というものが動物と環境の接触において初めて成立するという、われわれが忘れがちな前提・原則を思い出させてくれます。動物の行為がどのようなものかは、環境との接触で行 […]

Read more アフォーダンス概念からの展開

アフォーダンスの定義

1.ギブソンによる定義 まずギブソンによるアフォーダンスの定義を示します。 アフォーダンス(ギブソン):環境が動物に提供するもの、用意したり備えたりするもの これだけだとわかりにくいので、ギブソンの表現を引くと「陸地の表 […]

Read more アフォーダンスの定義

人間における主体

ヴァイツゼッカーの考える「主体」とは、有機体が環世界との相即(環世界との接触を保ち続けるはたらき)を成すその瞬間が、当の有機体の側から感じ取られることでした。相即は有機体と環境との境界を有機体そのものが区切ることで成され […]

Read more 人間における主体

「アフォーダンス入門」について

1.佐々木正人による「アフォーダンス」の導入 心理学の傍流に「生態心理学」と呼ばれる一分野があります。生態心理学を作り出したと言ってよい、アメリカの心理学者ギブソンが、「与える、提供する」を意味する英語の動詞アフォード( […]

Read more 「アフォーダンス入門」について

Older posts
Newer posts