木田元『現象学』書評と要約

評価: この著書は木田元による現象学の入門書にあたります。50年以上前の著作ですが、現在でも現象学の内容とそれを取り巻く状況をわかりやすく解説した良書です。当時は日本においても現象学への関心が高まっていたらしく、必要性を […]

Read more 木田元『現象学』書評と要約

宇野重規『民主主義とは何か』書評と要約

評価: 民主主義について歴史や現代の問題点を提示しながら、民主主義とは何かを問い直そうという本です。「民主主義」をどう考えるかは諸説あるようで、この著書では「参加と責任のシステム」として話が進められてます。読みやすい本で […]

Read more 宇野重規『民主主義とは何か』書評と要約

木村敏『からだ・こころ・生命』書評と要約

評価: 臨床精神科医である木村敏の講演をもとにした本です。精神医学の本というよりは生命論の趣が強いですが、終盤では患者の死に対しどのように医師として接するかが主題になっています。この本の初版は2015年ですが、講演が行わ […]

Read more 木村敏『からだ・こころ・生命』書評と要約

佐々木正人『アフォーダンス入門』書評と要約

評価: 佐々木正人による「アフォーダンス」の入門書(のはず)、『アフォーダンス入門』の書評です。途中からアフォーダンスの言葉はちょっとしか出てこなくて、実質アフォーダンスから着想を得た佐々木の思想書です(褒め言葉です)。 […]

Read more 佐々木正人『アフォーダンス入門』書評と要約

熊野純彦『西洋哲学史 近代から現代へ』書評と要約

評価: 熊野純彦による「西洋哲学史」の下巻です。上巻の評価が4だったので、それに比べて上の評価3は低いです。その理由は、熊野自身による本の目的の一つ、「哲学者の思考の道筋をできるだけ論理的に跡付けること」が後半になるにし […]

Read more 熊野純彦『西洋哲学史 近代から現代へ』書評と要約

Older posts